同志社大学ゴルフ部

ゴルフ部略歴

同志社大学体育会ゴルフ部は、昭和26年に創部されました。
日本の体育会ゴルフ部としては一番古い倶楽部になります。

ゴルフの歴史と共に

日本で初めてゴルフが現れるのは明治34年(1901年)頃で、イギリス人の貿易業者がゴルフ場を造り、やがてそこにゴルフ・倶楽部が組織されました。
大正から昭和へ、時代の移り変わりと共にゴルフも全国に普及していき、全国的な競技会も開催されるようになりました。

創部

昭和26年(1951年)に、大学関係者、体育会関係者をはじめ多くの方々のご協力のもとに、体育会加盟が認められ、ここに同志社大学体育会ゴルフ部が正式に誕生しました。
日本の体育会ゴルフ部としては一番古い倶楽部です。
同志社大学に正式のゴルフ部が発足したのに呼応するかのように、東西の各大学にも次々とゴルフ部が誕生し、昭和27年同志社大学が中心になり、関西学生ゴルフ連盟が結成され同時期に関東にも学生連盟が組織されました。

創部当時のお話

北村尚道先輩 昭和27年卒

東京の北村尚道先輩より、2011年総会でお話頂いた内容をご紹介します。
(北村先輩は、昭和27年(1952年)卒の創部に関わられた先輩です。)
「昭和26年、北村先輩が3回生の時。当時アメリカの進駐軍が上賀茂GCでゴルフをしていました。その頃に同好会の様な活動から、昭和26年大学に体育会ゴルフ部として承認を得ました。

これに続いて、昭和28年関西大学、昭和29年には関西学院大学が体育会に加盟し、公式の部活動が始まりました。
この様に、当同志社大学体育会ゴルフ部が設立されたのです。
部活動としては、一番古いクラブです。

同志社大学は「京都ゴルフ倶楽部」
関西大学は「広野GC」
関西学院大学は「神崎川GC」を拠点に練習していました。

創部後初めての対外試合

富田紫主明先輩 昭和29年卒

昭和26年、大阪の神埼川で、「同志社大学」「関西学院大学「甲南大学」の3校により、「関西学生連盟」が発足。

昭和27年3月下旬、第1回東西対抗が、我孫子カントリー倶楽部にて開催された。

関東より、早稲田大学、慶応大学など、が参加し関西からは同志社大学、甲南大学、関西学院大学が参加。
同志社大学の選手は、森田一顕、八木正隆、北村尚道、(故)益戸英一郎、富田紫主明諸先輩。

女子学生競技ゴルフへの道

S30年・関西学生選手権が創始しましたが、女子に選手権、競技の機会が無く。
当時、強力な選手田坪信子(S39卒)先輩に力を発揮してもらいたくて 関西女子学生選手権は、石角彰男(S35卒)先輩が、学連に進言し承認を得て、1961年(S36年)開催される事になりました。
期待通り、第1回の優勝は同志社大学の田坪信子先輩でした。

同様に日本女子学生ゴルフ選手権も1964年(昭和39)、全日本学生ゴルフ連盟主催、デイリースポーツ新聞、ゴルフジャパン社後援で開催されました。
当時デイリースポーツ新聞記者だった石角彰男(S35卒)先輩の助力もあり現在の女子学生に競技ゴルフへの道を開いて頂いたのです。 ※関西女子学生選手権・全日本女子学生選手権 1989年からJGAの主催となり、日本女子学生ゴルフ選手権の名称になった。  

※関西女子学生選手権・全日本女子学生選手権1989年からJGAの主催となり、日本女子学生ゴルフ選手権の名称になった。